モンスターストライク(モンスト)がストアから消えた日

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モンスターストライク(モンスト)がストアから消えた!?

先日の8月29日の夕方頃、大人気ゲーム「モンスターストライク(モンスト)」iOS版がApp Storeから突然消えました。

ストアから消えてしまったので、その期間中は新規ダウンロード・バージョンアップはできないのは当然として、ゲーム内で魔法石を購入する事も出来なくなっていました。

理由は、同アプリに搭載されている「シリアルコード」機能をAppleが問題視したためと言われています。(というより間違いないです。)

その後、30日の午前中までにApp Storeに復活しましたので、実質の稼働停止期間は約半日強になります。

※シリアルコード機能とは

シリアルコード機能とは、アプリ専門誌に袋とじ付録として付いているシリアルコードや、リアルのイベント会場などでユーザーに配布されたシリアルコードをアプリ内で入力することにより、アプリのレアアイテムなどがゲームアカウントに付与される機能のことです。

 

Appleはシリアルコード機能の規制を強化中

Appleは、以前のリワード広告SDKを積んでいるアプリのリジェクトに続いて、最近はシリアルコードの規制の強化に乗り出しています。

これは、アプリ内で販売しているアイテムを、別の媒体やメディアでシリアルコードとして配布することで、その分のゲーム内アイテムの購入が行われなくなり、Appleが本来受け取るべき売上に対する手数料(30%)が受け取れなくなっている事をAppleが問題視しているためと言われています。

 

mixiの対応

8月13日
おそらくmixiにはAppleから、事前に「シリアルコード機能を利用しないように」と警告が来ていたと思われ、その規制強化の動きを受けて、ミクシィは8月13日に、iOS版のシリアルコードの入力場所を、アプリ内から公式スマートフォンサイトのフォームに変更しました。

お知らせ

8月29日
この対応をAppleは「一時しのぎの対策で不十分」と考えたようで、13日から29日までの間に、Appleとmixiの間で色々とやり取りがあったと思われますが、Appleはついに8月29日の夕方、アプリのジェクト(ストアからの削除)&課金停止という、伝家の宝刀を抜きました。

モンストがApp Storeから消えた8月29日の18時以降に、mixiは「Appleからの要請でシリアルコード入力フォームの利用を停止した」事をお知らせで告知。

8月30日
その後、29日中にアプリが復活することなく、翌日の午前中にやっとストアに再掲載され、課金も行えるようになりました。

最近のモンストの売上は、月間で100~120億円ほどと思われ、1日平均で4億円ですが、ストアから削除された日が週末のため、おそらく7~10億円くらい売上の上がる時期だったと思われます。

そのため、どんなやり取りが両社の間であったかは当事者以外にはわかりませんが、mixi側のほぼ全面降伏に近い状態で決着がついたと思われます。

 9月3日
3日に急遽メンテナンスを行い、メンテナンス終了以降は「友達招待キャンペーン」が終了することが告知されました。

友達招待を行うことで、紹介者と被招待者の両方にアプリ内で使える有料アイテムがもらえるため、終了となったと思われます。

これはおそらく、29日時点での両社の話し合いで決まった方針か、mixi側で独自にリスクとなる機能の削除に向かったと思われます。

 

今回の影響

・シリアルコードや友達招待など、ゲーム内の課金アイテムが貰える企画はすべてグレーに。

・雑誌など連動した企画の殆どがNGに。

・リアルの商品やイベントと連動した企画は、数ヶ月前から仕込み・調整に入っているため、リスクが高く企画自体が立てにくくなる。

・9月17日から開催予定の「東京ゲームショー2015」でもシリアルコードを配布する企業が多くいると思われ、今から別の企画に変更する必要がある。

・シリアルコード付きの雑誌は、今後部数の減少が予測される。

・mixiの株価低迷

 

 

まとめ

アプリの配信停止とアップデート停止はともかく、課金停止まで得踏み切るのは非常に珍しいケースだと思います。

「モンスターストライク」といえば、「パズル&ドラゴン」と常時1位、2位を争っている、現在のネイティブアプリ(iOSやAndroidのダウンロードするタイプのアプリ)で日本トップクラスの売上のあるアプリです。

その売上トップクラスの「モンスト」ですら、ストアから削除されるのですから、他のアプリに関しては、Appleに対して対抗する気力は完全に削がれたと思われます。

もう今後、どこの会社も刃向かえないでしょうね。

具体的な計算をすると、削除期間中のモンストの売上が仮に5億円だったとして、Appleの手数料は3割なので1億5,000万円。

受け取れるはずの手数料約1億5,000万円を捨ててでも、モンストをストアから削除するのは、アップルのシリアルコード対策の本気度がうかがえます。

 

mixiさんも、8月25日に株価が底を打って、上昇し始めた時期にリジェクト(削除)を食らってしまい、4,500円近くまで復活していた株価も、一気に4,000円台を割ってしまいました・・・

mixi_kabuyka

 

※出所:Yahoo!ファイナンス

 

また、人気アプリのシリアルコードの付録で人気が出て、売上が大きく伸びていた「アプリスタイル」なんかは、かなりの影響を受けると思います。

それにしても、mixiさんは、「モンスト」イベントに続いて災難続きだな・・・

 

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