【悲報】ドコモの「お荷物」といわれていた「NOTTV」のサービス終了が決定

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株式会社NTTドコモのグループ会社である株式会社mmbiが運営する、日本初のスマートフォン向け放送サービス「NOTTV(ノッティーヴィー)」が2016年6月30日(木)でサービス終了することが昨日発表されました。

「NOTTV」サービスの終了について

目次(クリックして移動できます)

NOTTVとは?

以下は、wikipediaの記事をまとめたものです。

・地上アナログテレビ放送終了後の電波の空き領域を利用して行われたスマートフォン向けの放送局。
・視聴には、NOTTVに対応するスマートフォンと電話の回線契約をする必要がある。
・視聴料金は税抜き400円/月の基本料金+ペイ・パー・ビュー方式の有料番組(プレミアム番組)。
・サービス開始当初は対応機種数の少なさもあり契約数は伸び悩んでいたが、その後の対応機種や基地局の増加などもあり、2013年6月2日に100万契約を突破。
・2014年6月30日までは有料チャンネル3ch(NOTTV 1、NOTTV 2、NOTTV NEWS)体制であったが、翌7月1日からは有料チャンネル2ch(NOTTV 1、NOTTV 2)と無料チャンネル2ch(NOTTV 3、NOTTV 4)の4ch体制になった。
・2015年4月1日に無料放送チャンネルのNOTTV3・4の放送を終了し、BS/CSで放送されている有料チャンネル6ch(フジテレビONE、フジテレビTWO、時代劇専門チャンネル、AXN 海外ドラマ、アニマックス、スカサカ! 24時間サッカー専門チャンネル)が視聴できる「NOTTVパック(月額635円)」を提供開始し、全チャンネルを有料化した。
・NOTTV1・2についても番組を改編し、NOTTV1にバラエティーやスポーツ中継などを集約、NOTTV2は報道専門のホウドウキョク24(フジテレビジョン製作・提供)として再スタート。
・サービス開始以来、毎年赤字が続いていて、2015年6月末の決算で約500億円の純損失を計上。
・会員数の伸び悩みを理由に、2016年6月30日をもってサービスを終了することを発表。

NOTTVの評価

下記の「まとめ」にも書きますが、個人的にもあまり良い評価はしていませんでしたが、検索してみると、やはりあまり評価はよくなかったようです。

・夏野剛
元NTTドコモの執行役員で、「i-mode」を立ち上げたことで有名な夏野剛さんもNOTTVのサービスについて酷評していました。
「スマホ専用の放送局なんていらない!」とはっきり断言しています。
ドコモさん、NOTTVには早く「英断」を下そう

・J-CAST NEWS
J-CAST NEWSのレポートでは、2015年3月期も営業損失が28億円、当期純損失が503億円の赤字決算となった事が公表されています。
営業損失が28億円で当期純損失が503億円という事は、設備投資の償却分が500億円近くあったという事ですかね?
今やNTTドコモの「お荷物」に 当期純損失503億円、NOTTVまたも大赤字

まとめ

サービス開始は2012年4月1日ですが、その1か月前くらいから、かなりの広告費を懸けて告知していたのが非常に印象的だったのを覚えています。

ただ、サービス開始直後の対応機種は記憶では6機種ほどしかなくて、
「こんなに少ない対象機種で、しかも有料。さらにオリジナル作品なんて、面白いかどうかも分からないのに加入する人なんているのかな?」
と思っていました。

しかも、番組のロゴキャラが「ムックかセサミストリートのキャラクターか?」といった感じでしたし。

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サービス開始から1年後に100万契約を突破したニュースを見て、
「結構、好調に契約が獲得できているんだ。スマホ向けの専用放送局の需要はあったんだ」
と思っていましたが、それ以上にコストがかかりすぎていたんですね。

2015年3月末の契約数が175万件だったそうなので、仮に3月末までの1年間の平均加入者数が150万件だった場合、月額料金の400円だけで計算すると、年間で72億円の収入になりますが、500億円の純損失と言う事は、設備投資などで年間600億円のコストがかかっていたことになります。

こんなにコストが高いと、仮に1,000万契約があったとしても、ペイできない計算になるので、サービス終了の理由になっている「加入者が想定よりも集まらなかった」というよりは、大企業独特の高コスト体質が原因な気がします。

2015年3月末の契約数が175万件で、6月末が163万件、9月末が154万件だったそうなので、4半期ごとに10万件ずつ劇的に減少してきていたので、もう耐えきれない状態だったんでしょうね。


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