資金決済法を逆手にとって大儲けした話

公開日:  最終更新日:2015/09/15

悪者

知り合いの働いているゲーム会社で実際にあった話で、1人で最高40万円ほど儲けたそうです。

目次(クリックして移動できます)

3行でまとめると?

・資金決済法に基づく、未使用コイン残高の払い戻しに抜け道があった
・1人で40万円近く儲けた猛者もいる
・ゲームアプリの開発会社も対策済みなので、現在はもう使えない手法

大儲けするための条件

1)終了告知を出しているが、告知開始後も仮想通貨の購入が可能

資金決済法対象のアプリが終了告知を出した後にも、仮想通貨(ゲームコインやパズドラの「魔法石」など)の販売が継続されている必要があります。

 

2)仮想通貨が、ボリュームディスカウントして販売されたり、単価変更して販売されたりしている

ボリュームディスカウントとは、1個100円の仮想通貨(魔法石など)が100個8,000円など、単価が割引して売られているケースなどです。

通常は1個100円で販売して、セール期間中などに割引して販売するケースがこれにあたります。

また、単価変更しての販売とは、1個100円の仮想通貨が、ある時を境に1個80円で売られる場合などです。

主に、AppleやGoogleが最低販売価格を変更した時などに起こります。(急な円高や円安などで為替が大きく動いた時など)

 

3)仮想通貨をアプリ側で、購入単価別に管理できていない

2番目のボリュームディスカウントや単価変更に関連しますが、サービス開始の際にボリュームディスカウントや単価変更を考えずにサービスインした場合、購入履歴のデータベースに単価が1つしか設定できず、ユーザーがどの単価で購入したのか分からないため、全額を一番高い単価で払い戻しする必要があります。

友人の会社では、この落とし穴の存在を見抜いたユーザーが、終了告知後に約200万円分の仮想通貨をボリュームディスカウント価格で購入しました。

一番高額な販売単価では約20%引きの価格設定だったため、差し引き40万円分を販売金額よりも多く払い戻しを行わざるを得なかったそうです。

 

まとめ

これらの不正(というより抜け道)は、ボリュームディスカウントなどを想定した販売単価別の管理体制の構築や、終了告知の掲載開始と同時に課金を終了するなどの対策で、現在は使えなくなっています。

 

それにしても200万円分の課金はすごいな・・・

もし手違いでアカウントを削除してしまったり、180日以内の有効期限を設定しているAndroid版の仮想通貨を間違って購入したら、1週間は寝込んでしまうのは間違いないな・・・

 

後、セール期間や販売個数などから販売単価は計算できるため、友人の会社のように真面目に一番高い単価で払い戻しをする会社はあまりないと思います。

すごい太っ腹。

ウチの会社は絶対にしないと思う・・・

 


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