今回は「PDCAサイクル」についての説明です。
PDCAサイクルとは?
PDCAサイクルとは、「Plan」「Do」「Check」「Action」の頭文字をとったものです。
「P」→ Plan:計画を立てる
「D」→ Do:実行する
「C」→ Check:検証する
「A」→ Action:改善する
PDCAサイクルは、もともと生産・品質管理を円滑に進めるための手法として、W・エドワーズ・デミング(W. Edwards Deming)博士が提唱した管理手法で、現在では生産管理分野だけでなく、ソーシャルゲームなどのサービス分野でも利用されています。
PDCAの具体的な手法
P (Plan:計画を立てる)
まずは目標となる数値を設定し、そのための具体的な計画を立てます。
この段階で大切なことは「目標を必ず数値化」することです。
PDCAサイクルが失敗するケースの大半は、目標が数値化されていないことによって起こります。
D (Do:実行する)
計画・プランに沿って実践します。
この段階で大切なことは「進捗を確認すること」です。
定期的に進捗確認を行えるように「チェックの仕組化」をすることが重要になります。
C (Check:検証する)
計画通りに数値が推移しているかの、検証を行います。
目標に達していない場合「計画(Plan)」に問題があるか「実行(Do)」に問題があるかのどちらかなので、原因を突き止めます。
A (Act:改善する)
「C:Check」で判明した未達成の原因を改善します。
この段階で大切なことは、「次のP(Plan:計画)を意識した見直しを行うこと」です。
その見直した内容を次の「計画」のサイクルに活用します。