今回は「限界突破」についての説明します。
限界突破とは
限界突破とは、カードのキャラクターの持っている上限レベルを、ゲーム内のイベントを使って上限を上げる機能のことです。
たとえば、上限Lv.50のカードを限界突破させることにより、レベルの上限をLv.60に引き上げます。
その引き上げにより、そのカードのさらなるレベルアップが可能になり、カードの持つ攻撃力や防御力、ヒットポイント、特殊能力が上がるため、ゲーム展開を有利にすることができます。
また、好きなキャラのスキルや能力が低くて、弱すぎて使えない時などにも有効です。
主流は、同じレアリティのカードを2枚(もしくは複数枚)とゲーム内通過やアイテムなどを使って限界突破させるものが多くなっています。
突破前と突破後の見た目は、ほとんど変わらないものが多いです(以下は「拡散性ミリオンアーサー」より)
※ファミ通Appより引用
限界突破を実装しているアプリ
乖離性ミリオンアーサー(スクエア・エニックス)
・同じカードを1枚合成するごとに、最大レベルが10上昇する
白猫プロジェクト(コロプラ)
・4回まで限界突破可能
・限界突破しているかどうかは、星が光っているかどうかでわかる
チェインクロニクル(セガ)
・4回まで限界突破可能
・アルカナ(カード)用
・一回の突破でレベル上限が5上がる
ファントムオブキル(Fuji&gumi)
・4回まで突破可能
・ゲーム内では「限界突破」ではなく、「上限突破」と呼んでいる(同じだけど)
・同じジョブレアリティのユニット同士を統合
・1回の突破でレベル上限が5上がる
・星が三つまでは二回まで、星が四から五は4回まで可能
・レアどの高いカードの価値がさらに高まる
FINAL FANTASY Record Keeper(スクエア・エニックス)
・記憶結晶を使うことで限界突破ができる
・レベル50のカードに使うとレベル65に
・二回目はレベル65が80に
・現状2回目までの様子
メリット(ユーザーと運営)
ユーザー側
・レベル上限が上がることで、使えないカードも使えるカードになる
・自分の好きなキャラをより強く育てる事ができる
運営側
・同じ絵柄で課金要素を増やすことができる(※)
・ユーザーの好きなカードを強くできるため、プレイ時間や継続率も増やすことができる
※最近のソーシャルゲームは、画像の出来で売り上げが大きく左右されるため、優秀なデザイナーの確保が大変になっています。
デザイン担当のマネージャーなどは、「pixiv(ピクシブ)」などで外注できるスキルを持つデザイナー(絵師さん)を空いたすきま時間に必死で探していたりします。
まとめ
私の「限界突破」のイメージは、ドラゴンボールのスーパーサイヤ人なので、限界突破の機能は「ドラゴンボール」のアプリに一番向いていると思います。
ただ、ドラゴンボールのアプリには限界突破は組み込まれておらず、ガチャでレアアイテムが出る時にだけ、事前演出として悟空がスーパーサイヤ人になるという演出が入っています。