iOSのバージョンアップで重く感じたらチェックすべき7項目

iOSをバージョンアップしてから「重くなった」「反応が悪くなった」「動作がもっさりするようになった」と感じる人は多いと思います。

そんな時にチェックすべき7つの項目を紹介します。

チェックすべき7つの項目

1)マルチタスクを切る

一度起動したアプリは、前面には出てこなくても、バックグラウンドで起動したままになっています。

複数のアプリを同時起動する事によって動作が重くなっている可能性がありますので、使っていないアプリは停止(=マルチタスクを切る)するようにしましょう。

設定方法:

ホームボタンを2回連続でクリックすることで、起動しているアプリの一覧が表示されますので、不要なアプリの上にスワイプすることでアプリを停止することができます。

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2)端末を再起動する

スマホ本体を長期間起動したままで使っていると、メモリが圧迫されて動作が遅くなる時がありますので、その時は一度再起動してみましょう。

設定方法:

端末の上部にある電源ボタンを長押しすると「スライドで電源オフ」という表示が現れるので、ボタンを右にスワイプして再起動します。

※自動的に再起動しますので、真っ黒な画面になっても驚かず、起動が完了するまで待つ必要があります。

3)視差効果を減らす(2項目)

視差効果とは表示の美しさを向上させるための設定で、余分なアニメーションやグラデーションが停止される事で動作が速くなります。

設定方法:

「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「視差効果を減らす」へ遷移し、「視差効果を減らす」をオン(=緑色)にします。

視差効果

次に

「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「コントラストを上げる」へ遷移し、「透明度を下げる」をオン(=緑色)にすることで動作が早くなります。

視差効果

4)Spotlight検索の対象を減らす

Spotlight検索は便利な機能ですが、重くなる原因でもありますので、頻繁に使っていないのであればオフにすることで動作を速くすることができます。

設定方法:

「設定」→「一般」→「Spotlight検索」で「Siriの検索候補」と「検索結果」で不要なアプリをオフ(緑色→灰色)にします。

スポットライト検索

5)Safariの履歴とデータを消去(Cookieの削除)

色々なサイトを見たりすると、複数のページが開いたままになったり、メモリを圧迫する原因になりますので、定期的にSafari(iOSのWebブラウザ)の履歴とWebサイトデータを削除することで動作が速くなります。

設定方法:

「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」をタップし「履歴とータを消去」をクリックします。

※ブラウザに記憶させているログイン情報なども削除されるため、再度ログインし直す必要があります。

履歴削除

6)不要なアプリの削除

普段使わないアプリは、容量の圧迫原因になりますので、定期的に削除しましょう。

設定方法:任意のアプリを長押しすると、アイコンがゆらゆらして左上に「×」印が現れるので、「×」印をクリックしてアプリを削除します。

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7)不要なアプリのバックグラウンド更新を停止

設定方法:

「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」へと進み、「Appのバックグラウンド更新」をオフ(緑色→灰色)にします。

バックグラウンド更新

まとめ

携帯端末に限らず全てのデジタル機器端末は、OSのバージョンアップや利用期間が長くなるにつれて、動作が遅くなります。

メンテナンスを行う事で端末の動作が軽くなりますので、是非定期的にこの7項目のチェックを実施しましょう。

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