昨日の朝「ポケモンGO」を起動したら、アプリのアップデートの通知が表示されました。
そのためアプリをアップデートしようと「更新する」ボタンを押すと、いつもと同じWEBページを開く際に表示されるポップアップが出てきました。
でも背景画面がいつもと違うような・・・
「開く」を選択すると、AppStoreのページが開きましたが、「ポケモンGO」ではないページでした。
これ「TestFlight」のページだ・・・
TestFlightとは?
TestFlightとは、開発中のアプリを特定のスマホ端末に配信するサービスで、社員に意見を出してもらうために完成間近のアプリを社内で配布したり、少数の外部ユーザー向けにベータテストを行うために使用したりします。
元々はBurstlyというアメリカの会社が運営していたサービスですが、2014年にAppleがサービスを買い取り、iOSアプリの開発者向けのテスト用に使用されています。
不具合の対応方法
ネットで検索すると、「アプリ起動時にTestflightに誘導される不具合が発生中」という記事が上がっていたので、この症状は私だけではなさそうです。
その記事によると「ポケモンGO」アプリからではなく、AppStoreで「ポケモンGO」と検索してページに行くと、問題なくアップデートできるとの事でした。
なので、ストアで検索して検索結果からアプリページに遷移し、「アップデート」をクリックすると問題なくアップデートすることができました。
この不具合の件もあってか、評価が非常に低いですね・・・・
ちなみに「Testflight」をインストールしても、Appleが正式に配信しているアプリなので特に問題はありません。
使うことはあまり無いと思うので、アンインストールしてしまえば良いです。
まとめ
アプリの更新ページの遷移先を間違うのは珍しいケースですが、その遷移先がTestflightというは聞いたことがありません。
どれくらいのユーザーが影響を受けているのか分かりませんが、私の職場では私以外は正常に遊べているようなので、全てのユーザーが対象ではないようです。
ただ、訳が分からずにインストールしたユーザーが多くいたようで、昨日の夕方時点でAppStoreの無料ランキングで「TestFlight」が2位にランクインするという異常事態が・・・
無料ランキングで2位になろうと思ったら、2~3時間の間に数万ダウンロードが必要なので、かなり多くのユーザーがダウンロードしたようです。
知らないアプリだけれど、「ポケモンGO」を遊びたい一心でダウンロードしたのでしょうが、これが悪意のあるアプリだった場合、その悪影響は計り知れません。
特に、アプリを公開するのに事前審査がなく自由に公開できるAndroidの場合、知らないアプリをダウンロードする際は先にネットで調べるなど、特に慎重になる必要があります。
スマホ端末の個人情報を抜き出したりする悪意のあるアプリを作成するのは非常に簡単にできますので。。。
今回のケースは、かなりレアなケースだと思いますが、ストアで表示されたからと言って、無条件でインストールしたりしない様にしましょう。